



















戦前三線 又吉家又吉昌裕氏家系真壁型三味線と伝わる 附属胴
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王府時代からの三線工の子孫又吉家「又吉楽器店(戦前〜終戦後初期まで那覇市にあった)」の作品として伝わる貴重な美型の真壁型三線。本島産黒木。野長一尺五寸七分、糸蔵長一寸五分。糸蔵内古金箔跡。古い漆塗(ウルミ)。芯に大変非常に鑢跡が残る。古い三字朱書きが残る。稍タマイの形状で顔立ちや鳩胸の造りも実に見事なものである。所有者祖父が買い求めたもので、祖父他界された後は使用されることなく永く保管されていた。所有者父を経由して現在の所有者(孫)が保管した。令和七年、一度店に売りに出したが、それを聞いた親戚の強い進めで再度倍額で買い戻され、再評価していただきたいとのことで、今回の販売に至っております。祖父が張り替えを行うため、昭和後期に又吉昌裕氏の直弟子にあたる三線屋親泊氏に依頼したところ、「タンメー達の作風に違いない」と話されたという。また祖父は「又吉昌裕さんより更に上のお爺さんの作と聞いた覚えがある」と現所有者父に話していたとされ、この三線が戦前のどのあたりの作風なのかは今となっては証言を得ることはできない。作風や材の年数経過の特徴的にも、古い戦前期大正〜昭和初期の作と推測することは出来るが、王府時代の作なのかを決定づける資料は無かった。また、親泊氏の助言として、芯先の特徴的な加工が最もタンメー作であると決定づけるものが残っていると話していたという。チーガ内に西平風細工が確認できる。桃原チーガではなく、更に年数は上回る特徴が見られる。表皮は平成の頃に強化張りに張り替えられていることが分かる。裏面は本皮張り※強化二重張りのため、本皮に比べて響きは少ないことをご理解願います。棹に大きな狂いは見られないが、年数経過を考慮しても棹の状態は良い。演奏可能。塗りはクラックをはじめとする古傷や使用感は残る。胴は手作りで、戦前(昭和初期頃)のものである。何れにしても数少ない又吉家の作品として、歴史的にもまた楽器としての性能の高さや、古美術の趣もある貴重な三線です。是非ご検討ください。古いハードケース附属。送料込みでお届けいたします。何卒宜しくお願いいたします。
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