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あなたは見た事があるか？これがあの幻の名木黒ユシ赤ユシの混合だ！！数十年に一度の奇跡の作品。然も名工佐久本盛信作の細身の與那城！！！

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黒木と同等に評価されるユシ木。沖縄三線の歴史においても古くからユシ木は重宝され三線材として使用されてきた。そのユシ木の中でも、黒ユシや赤ユシというものがあると、コアな三線蒐集家であれば一度は二度聞いた事があるはずだ。幻の名木の中の一つとして現在まで良く知られてきた。然し今回の三線に使用されているユシ木は、黒か赤か、ではなく、赤と黒の混合木であり、このような材はベテラン三線屋であっても一生に一度と見る事はないであろう。噂として赤と黒の混合したユシ木があると聞いていたが、2025年12月の今日、私は初めて実際に拝める機会をいただき、委託販売としてお預かりさせていただく運びとなりました。
然も作は戦前〜昭和と活躍した佐久本三味線店の佐久本盛信作の與那城。この作風を見てください。お分かりの方は直ぐにこの三線の精神性の高さに気づかれる事でしょう。王府時代の伝統的な與那城の作りを取り入れつつも、丁寧で正統派な印象を打ち出す顔立や鳩胸は、探そうと思って探せるような作りではありません。野面つぼ五、上、乙部分の幅は１.８cmと細く、爪裏の卵形の形状は野面裏側登頂部まで見事に続きます。そしてもう一つ注目すべきは芯に表れている赤実と黒実が混合する見事な材であり、一見すると黒檀か？と見間違えてしまうほど大変特徴的な模様を見ることができる。芯に'佐久本'の赤字。棹の状態正常。塗りは使用感や打傷も見られますが、年代の割に綺麗です。当時の雰囲気を崩すことがないよう、是非この状態でご使用〜ご使用になられてください。胴は両面とも本皮張りで、皮も大変古く六分張りほどの低音ですが、まだ破けていません！天裏に所有者名シール有。
以上、現状販売となります。名木を用いて造られた作品をお探しのコアな古三線ファンの方。そしてかつて世間に名を馳せた名工作品をお探しの方（特に戦前〜昭和中期までの作に心打たれる方）、この希少な機会に是非、是非、ご検討下さい。中古ハードケース付属。沖縄からゆうパック送料込みでお届けいたします。何卒宜しくお願い申し上げます。