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ナンミンの佐久本盛信作 古三線 伝統的知念大工型 八重山黒木 現状の為大特価です

¥160,000 税込

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胴巻屋において2025年は佐久本盛信の残した西平開鐘写が計三丁委託された事は驚くものであったが、年末にご縁があってやってきたのは佐久本作の古三線知念大工型の伝統的な一丁。説明は不要のは思うが、昭和三〇年代に打たれたもので、現在までこのような状態で残されている事が奇跡と言えるのではないだろうか。現状販売とさせていただく理由は以下の通りである。・塗りに打傷や塗ムラなど使用感の他・棹に順反りがみられる・芯は付け根部分から猿尾にかけて修正跡が見られるためである。ウマを立てて演奏してみると、やはり弦高は高めではあるが演奏可能であり、その状態でも気にはならないという方ならこれほど価値の高い名工作の古知念大工を手にできる又とないチャンスといえるのではないだろうか。現代の知念大工といえば、天と鳩胸にはっきりと角が立っているのが一般とされているが、古三線の世界ではそうではない。知念大工とは光に当てるとその反射光が山形に映るように設計されたものが本来の知念大工である。本作品もそのような伝統的な造りを受け継いだ佐久本作の貴重な作である。古い記事の中に佐久本盛信を称える内容を見つけたのでここに記しておく。
「佐久本家はその頃から(昭和三十二年)家運も隆盛し、佐久本盛信氏は琉球古典音楽の歌唱家としても三味線の製作者としても郡を抜き、三味線店としてま本土や布哇、米国本土などからも求めてくる程に繁盛し、なお又音楽の指導者としてもその誠心実直な人柄と技量に憧れて内弟は衆をなし、佐久本クラブとしての名声は高く、その内下から幾多の俊秀が輩出し、且つ家運も衰えることなく子孫も繁盛している」とある。
このように当時の記事が称える名工や名人でさえ、時の経過と共に記憶から消えていくのは悲しいものがある。三線として残った分身のような功績を、私たちは愛用し称え、語り継ぐ必要性を感じずにはいられない。今朝はかぎやで風〜恩納〜はんた前の三曲を演奏した。矢張り古三線は造り音色由来のも実に魅力的だ。今回の希少な機会に是非ご検討下さい。宜しくお願い申し上げます。https://ameblo.jp/34doumakiya/

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