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初期時代の又吉康美作 現代与那型三線 最高級八重山黒木虎杢使用 大家宮里春行先生鑑定書付 木箱付属

¥500,000 税込

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名工又吉康美の初期作品。崖の上に生えたマチャー木の八重山黒木虎杢模様の最高級材使用。この三線の由来と聞き取りをここに記載いたします。野村流古典保存会南部支部安次富氏所有だった三線。同会所属で当時を知る現師範様に情報を聞き取りした結果、三線蒐集家で八重山出身の阿嘉氏が八重山より崖の上に生えた巻木の黒木を丸太で手に入れた。製材後に本島に持ち帰ると、古典音楽の知人に購入を催促し、安次富氏の耳に入り当時60万円で購入。その当時、普天間に良い三線を作る若手が出たと聞き、南部から足を運び丸太を預けると同時に、古典音楽に合う与那型に仕上げてくれと行って製作を依頼。丸太から製作となると最低でも自然乾燥時期を含め3年はかかると言われ渋々待つ事に。何度か催促の電話と店に探訪したが、大変製作は実にゆっくりと進んでいた。丸々計三年半が経過した頃、漸く完成の電話が入り無事受け取る事に。安次富は完成されたこの与那を見てその場で歓喜したという。当時から既に有名だった銘苅春政作の与那城のテイストを含みつつも、昔の伝統的な与那型の特徴を取り入れた作品となった。またユニークなのは、この三線の芯の作りで、'敢えて'ホゾ組技法による芯継を行った。これは昔三線の復刻にのめり込んでいた又吉氏による独断での設計であった。当時から継ぎ技法を敢えて取り入れる職人などは居なかったため、実に不思議で面白い職人だと大変喜んで、モアイ仲間で保存会のメンバーに自慢して見せて歩いたという。又吉氏曰く、芯を継ぐことで昔三線の柔らかい音色を作ることができる、との思想を表現したものであった。驚く事に製作されて約45年ほど経過しているが、この芯の継ぎはぶれる事なく現在も原形を保たれていることであろう。古典演奏で伸びの良い音色を意識したとして、野長一尺六寸と通常より6mmほど長く設計された。野長漆塗りは名人湖城氏による透明塗り。当時物のため使用感や古傷は見られるが目立つヒビなどもなく良い状態である。ご覧の通り、非常に美しい虎杢である。棹に捻り無し正常。稍芯下がりの造り。本皮張りは両面とも七分張りで低音の柔らかい音色である。破けはなく現在も演奏可能となっている。
さて1988年に三線鑑定会に依頼。安冨祖流大家の宮里春行先生等著名な大先生の顔ぶれであった。何も言わずにこの三線を見せてみたところ、造り等からも伝統的な型であるとして、古い三線ではないかとの見解があり、戦後当時の古い与那ではないかと推測があり、鑑定書が出た。安次富氏は何も言わず、このことを又吉氏に電話で告げたところ、自慢げに笑っていたという。しかし今となってはこの鑑定書も大変貴重な資料の一つで有り、現在確認できるものは非常に少ないため、ご購入後は是非とも現状維持で三線共々大切に保管していただきたく存じます。付属の一つに又吉バチを作り始めた頃のMサイズのバチも。そして安次富氏が若い頃に15ドルで買い求めた波の上の佐久本盛信三味線店の三線木箱も付属。三線本体は勿論、付属品の一つ一つまで全て貴重な品である。末永く御愛用ください。そして出来るだけ現状維持で保存ください。後年若手の演奏家や職人の貴重な資料としても価値があるからです。現代では想像を超えた職人と材、そして所持されてきた方の物語がここに詰まっています。https://ameblo.jp/34doumakiya/

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