旧嘉手納ロータリーにあった山内昌永の小與那型三線 ゆしの実
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このような三線が巡ってくるとは、、。ご存知の方なら懐かしい思いに駆られますね。
旧嘉手納ロータリーにあった山内昌永三味線店の山内作の小與那型。昭和後期ごろの作。私が山内さんを尋ねたのは十八の頃。白髪のおじいがその人だった。丁度カラクイを削って作業されていた。白いブイ字のランニングにステテコという姿で迎え入れてくれた。山内昌永は難しい頑固親父だと耳にしていたが、高齢ということもあり非常に物腰は柔らかかった。陳列された真壁を一丁購入した。三万五千円だったが当時の私にはそこそこの値だった。芯には山内昌永三味線店の印があった。その三線がなかなか音が良かったので、ボランティアの三線教室で教えたり、酒場のバイトでも使用していた。それから山内昌永さんのことを知りたくて昔の資料を探してみると、70年代や80年代には大ホールでリサイタルまでしていた民謡歌手でもあったことを知り驚いた。色々お話を伺いたく再度店を訪ねようとロータリーに車を停めたが、店はもう無くなってしまっていた。その後嘉手納ロータリーは全て壊され現在の新しい形となった。今ではあの面影も無くなってしまった。
その様な思い出があったので、山内昌永作の三線が入荷され、再びあの甘酸っぱい若い時分の思い出が甦った。棹は使用感や打ち傷が見られ、鳩胸先端は塗りが一部剥がれていたりする。皮の裏面も大きな補強がされている。然しそれでも良くなってくれる。山内昌永氏はカンカンに張った高音の音色が好きであったから、この三線も高音。表皮が強く二重張りされている。だから、現状でも全然鳴る。なんだか最高な気持ちになる。あの山内のおじいも、ロータリーも面影もどこにもないが、この三線はそんな記録を溜め込んでまだまだ弾いてもらいたがって今日にまで息をしている。まだまだ現役な一本だ。昔ん人が好んだ小與那の格好もまた手作り感あって良い感じだ。どうか誰か愛用して、永く大事に保管して欲しいと願います。三線本体のみの販売です。どうぞ宜しくお願い申し上げます。https://ameblo.jp/34doumakiya/
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