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一九六六年開南のタンメー作 ヤエヤマクロキ古三線真壁型細身 是非ご覧ください

¥185,000 税込

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一九六六年作(41年)ヤエヤマウジラミ黒木を用いて制作された古三線真壁型のご紹介をさせていただきますが、実はこの個体、私とも少々ご縁ありました思い出の残る一丁です。2008年頃だったと記憶しております。当時与那原町にお住まいだった岸本さんというおじいさんがいまして大の三線好きでした。行商をして三線愛好家の方の紹介で一軒一軒お尋ねしていた時期に、この三線に出会うに至りました。そして思い出の品をお預かりすることになった後、当時従事していた野村琉古典音楽協会師範だった先生が引き取るに至ったものであった。それから先生が亡くなられた後に形見分けとして三線の行方は分からずにいたが、この度研究所の関係者から連絡を受け、2008年ぶりに再度預かる機会を得たことを此処に付け加えておきます。
〈由来〉
この古三線を若き頃の岸本さんは当時那覇開南の一つ裏通りにあったという、良く三線を作ると評判の職人から買い求めたものであったが、その職人は店の名はおろか看板さえだしていなかったため覚えてはいないと話してらっしゃいました。しかしお客は絶えず、当時の三線じょーぐー達は評判を聞きつけてはこの職人に打たせていたそうです。名は覚えていないが、その当時でタンメー(おじいさん)だった方だった。そして畳部屋の一番ジャー(リビングをさす)で掛き弾ちでナークニーなどの遊び歌を歌ってくれたことが、とても思い出深かったそうだ。そんな毛遊び歌も得意のタンメーが作る三線は評判高かった。得意は真壁。しかし、歌も三線作りも上手なのに、お客さんの前以外では弾こうとはせず、地域での村まつりでの演奏をお願いされても決して弾かなかった。大変に恥ずかしがり屋であり生真面目な面もあったというタンメー。そのタンメーが作った三線がこの真壁である。カラクイも当時のエーマ材のものであり、チラやタマイ具合も絶妙な丸みあり上品で、野は細めで鳩胸は小さい。実に小ぶりで伝統的な特徴が見られる。所々ウジラ模様の斑点が見られ、詳しい方が見ても(少し慣れた方が見たとしても)直ぐに当時のエーマー木であるのは一目瞭然である。元々の透明塗りも古く年数経過によって殆ど剥がれた状態であったため、委託者岸本さんの希望により剥がしを行った。見ての通りの良材であった。五八年という時代の経過であるにも関わらず棹の捻りも殆どない。トゥーイも良好。チーガは古かったため後年別の三線屋で桃原チャー木チーガの人工張りに交換してもらった。これまたレアであるのだが、胴材のみならず随分昔に廃版となったデザイン違いの人工皮が両面丁寧に張り付けられている。八分張り。持ち主岸本さん同様に、私のような昔人工皮チーガマニアには文句なしのコンビネイションなのであります。さて、どのようになるのだろうかと慣れていない方や本皮志向の方が想像するには難しいことでしょう。気になる方は昭和の民謡歌い手の名手たちが弾く音色を視聴してもらうと良いでしょう。登川誠仁、嘉手苅林昌、、名人達は人工皮のメリハリある音色を高く評価していらした。この三線も大いに評価するに値する。この当時の、この作風にしか出せない、唯一無人の音というのが、ここにあるのです。ご興味を持たれた方はぜひ一度お問い合わせください。塗りのご相談等も承ります。沖縄から送料込み ゆうパック発送。ケース付属でお届けいたします。お取引の最後まで何卒宜しくお願い申し上げます。胴巻屋

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